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前回は「未成年の飲酒」についてのお話をしましたが、今回は「飲酒年齢」に触れてみたいと思います。飲酒は各国の風土・文化・習慣・宗教等により大きく変わります。
その最も大きな要因は文化ではないかと思います。現代の日本では飲酒年齢を20歳以上と定めていますが、それも江戸時代以前に遡ればハテナ??の世界です。

武家文化華やかなりし頃は確か「元服」をもって大人の仲間入りとなっていたはずで、15歳で大人??だったはずです。
でもTV時代劇を観ても子供は酒を飲んではいません。それは時代考証の段階で現代の常識的な扱いを反映させているからではないでしょうか。つまりはTV時代劇は多分に「鬘を被った現代劇」であり、現代の文化をミックスさせた誤った時代考証??の基に作られているという事です。
確かに江戸時代の人の寿命は50歳位だったので、15歳では大人?にならざるをえなかったかもしれないけれど、長寿国になったからといって20歳が大人で、15歳は子供はおかしい気がします。
教育制度の問題もあるんでしょうが現代日本人は「成長が遅い」のではないでしょうか???・・・・・・・・・・。
 
さて、世界に目を向ければどうでしょうか。
現代もお国によっては16歳からの飲酒を認めている国が結構多いのです。伝統の国イギリスは食事を伴うビール等は16歳からでその他アルコールは18歳、フランス・ドイツはビール・ワインは16歳で蒸留酒が18歳からと非常に複雑な法律で規制されていますが、飲酒年齢だけみれば結構理解???あるのかな。

超大国アメリカは法改正されて21歳以上が飲酒年齢と定められております。禁酒法のあった国だからね。
まあ、飲むための法律??ですからその年齢に達していれば飲める事ですので、特に問題はありませんが、イスラム文化圏なんかは宗教的戒律により誰もが飲酒を禁止されています。これもまた非常に極端な話であって、サウジアラビアでは旅行者の酒の持ち込みさえも罰せられることもあります。でも、確か昔のアラビアンナイトなんかの映画を観ると銅だか錫だかの器でワイン(?)を飲んでいたような気がしましたが・・・・・。
対極なのがポルトガル。ラテン系の超ノリのせいか飲酒の年齢制限はありません。でもそれはラテン系文化のせいではなく習慣の違いでしょう。しかしながら、しっかりとした教育がなされていて大人になる年齢が早く、個々の判断に委ねられているのかもしれません。
ただやっぱり何処の国でも自分が大人としての判断が出来る年齢を飲酒年齢と定めているようです。自分を自分でセーブ出来る人が「大人」として認められるんじゃないでしょうか。
今の日本には「大人」でない人もたーくさんいるようでうがね・・・・・・・。
飲んで良いのか悪いのかを自己判断が出来ずに、法をもって規制されている事が恥ずべき事であって、酒類の特性(良悪両面)を理解・判断出来てはじめて酒を飲めるんじゃないかと思います。それにには年齢制限はないと思います。20歳を超えていてもその事の理解・判断の出来ない人は酒を飲むべきではないのでしょうか。
 
 
 
 
このコラムではこれから先「お酒」との上手な付き合い方について様々なお話をお届けしますので、乞うご期待!!
 
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